日照・日射

【一級建築士試験(環境)】ライトシェルフの効果

  ライトシェルフとは ライトシェルフは、窓面の中段に設置される日射制御装置で、直射日光を遮蔽しながらも、昼光を室内の奥まで効率よく導くことができる建築的な工夫です。この装置は、上面で日光を反射させ、その反射光を天井に向けて室内深くまで拡...
日照・日射

【一級建築士試験(環境)】直射日光の色温度は正午と日没のどちらが高い?

  色温度と日の経過 色温度は、光源が発する光の色合いを温度で表したものです。これはケルビン(K)で測定され、低い色温度は赤みがかった暖色を、高い色温度は青みがかった寒色を示します。 正午時の色温度 正午頃の直射日光は、太陽が天空の最も高...
日照・日射

【一級建築士試験(環境)】効果的なルーバー取り付け位置

日照・日射調整のためのルーバー 建物の窓面における日照・日射の調整は、居住者の快適性やエネルギー効率の向上に不可欠です。特に、ルーバーの適切な設置は、直射日光のコントロールと室内の自然光の最適化に役立ちます。 南向き窓面に水平ルーバー 南...
日照・日射

【一級建築士試験(環境)】夏至の終日日影は1年中日影

終日日影とは? 終日日影とは、建物の影によって、日の出から日没まで一日中日照がない場所のことを指します。特に夏至の日に終日日影となる部分は、一年中日影であり、直接的な日光が当たることはありません。また、終日日影の概念は、建物のエネルギー効...
日照・日射

【一級建築士試験(環境)】日影による周辺への影響

4時間以上日影となる範囲 建築物の影響について考えるとき、特に重要なのが「4時間以上日影となる範囲」です。この範囲は、建築物の形状や配置によって大きく変わりますが、一般的には建築物の高さよりも東西方向の幅から受ける影響が大きいとされていま...
環境・設備

【一級建築士試験(環境)】日差し曲線

日差し曲線とは 日差し曲線は、地平面上のある点が周囲の建物によって、日照時間にどのような影響を受けるか検討するのに用いられます。具体的には、太陽の位置や建物の配置に基づいて、その点での日影の変化を示す曲線を描きます。日差し曲線は、建築設計...
一級建築士

【一級建築士試験(環境)】全天空照度と直射日光

全天空照度とは 全天空照度とは、遮蔽物がない場合に、ある点が受ける天空からの光の照度です。これは、太陽光が大気中の塵や雲などの微粒子により拡散された後、地表面に到達する光を指します。直射日光を除くこの光は、天候や時刻によって大きく左右され...
仮設工事

タワークレーンと風速:安全運用のための基本ルール

タワークレーンは建設現場で不可欠な機械ですが、強風が吹くと作業に大きなリスクが生じます。安全な作業環境を確保するためには、風による使用制限を厳守することが重要です。この記事では、タワークレーンの風による使用制限に関する基準と、それに基づい...
一級建築士

【一級建築士試験(構造)】全塑性モーメント

今回は構造の全塑性モーメントについて解説をします。 全塑性モーメントとは? 全塑性モーメントとは、断面がすべて塑性化したときのモーメントのことです。 それでは順番に説明していきます。 弾性と塑性 まず初めに弾性と塑性について説明していきます...
一級建築士

【一級建築士試験(構造)】断面2次モーメント

今回は構造の断面2次モーメントについて解説をします。 断面2次モーメントとは? 断面2次モーメントは曲げにくさを表す値で断面の形状で決まります。 計算式から分かるように断面2次モーメントは、距離を2乗して求めるため断面積Aが遠い...
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