【一級建築士試験(環境)】直射日光による影の軌跡

一級建築士

春分・秋分の影の動き

春分と秋分の日において、影の先端は西から東へ直線的に移動します。赤道直下では、影の動きは西から東への直線上でまっすぐです。

夏至の影の動き

夏至の日は、太陽が北から東へ上り、北から西へ沈むため、日の出直後と日の入り直前には南側に影ができます。夏至の影は短いため、南中時には棒に近い位置に影の先端があります。

冬至の影の動き

冬至の日は、日の出も日の入りも南からになります。影はすべて北側にでき、夏至とは反対の方向にカーブが生じます。影が長くできるため、東西を結ぶ直線から離れた位置まで影が伸びます。

まとめ

春分・秋分は直線、夏至は曲線で両端が南側、冬至は大きな曲線で影は北側のみになります。

問題と解説

問題

春分の日と秋分の日において、水平面上に立てた鉛直棒の直射日光による影の先端の軌跡は、ほぼ直線となる。

解説

正解。

春分・秋分において、ある地点における水平面上に立てた鉛直棒の先端の軌跡は、ほぼ直線になる。

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