【一級建築士試験(環境)】点光源と水平面直接照度

一級建築士

こんにちは、けんてくです。今日は、点光源と水平面直接照度の関係について解説したいと思います。

 

逆自乗の法則

光度I[cd]の点光源からr[m]の距離における法線面の照度E[lx]は、次式のように、距離の自乗に反比例する。

E=I/r2 [lx]

 

余弦の法則

光度I[cd]の点光源からR[m]の点Pの水平面照度E’[lx]は、入射角をθとすると、次式で示される。

距離における法線面の照度E[lx]は、次式のように、距離の自乗に反比例する。

E’=I/R2cosθ [lx]

 

 

問題と解説

問題

図のような点光源に照らされたA点、B点、C点の水平面照度の大小関係として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、点光源の配光特性は一様なものとし、反射は考慮しないものとする。

1. A>B=C

2. B>A>C

3. B=C>A

4. B>C>A

解説

点A、B、Cの照度をそれぞれEA、EB、EC[lx]とすると

EA=10/0.52=40 [lx]

EB=200/22×cos60°= 200/4×1/2=25 [lx]

EC=100/22=25 [lx]

したがって、A>B=Cとなるので、選択肢1が正しい。

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