終日日射量とは
終日日射量は、1日の間の24時間にわたる日射量を指します。
終日日射量の大きさ
春分・秋分の日
水平面>南鉛直面>東・西鉛直面
夏至の日
水平面>東・西鉛直面>南鉛直面
冬至の日
南鉛直面>水平面>東・西鉛直面
まとめ
春分・秋分・夏至の日は、水平面が鉛直面より日射を受けやすい、しかし、冬至の日は太陽高度が低いため南鉛直面が一番大きくなる。
問題と解説
問題
北緯35度のある地点における春分・秋分の日の終日日射量は、終日快晴の場合、どの向きの鉛直面よりも水平面のほうが大きい。
解説
正解。
北緯35度における春分と秋分の終日日射量は、次のようになります:
- 水平面: 最も大きい
- 南鉛直面
- 東・西鉛直面
つまり、水平面が最も多くの日射を受ける方向であり、南鉛直面と東・西鉛直面よりも多くの日射が届きます。
光ダクトは、建物内に自然光を取り入れるための省エネルギー手法の一つです。具体的には、外壁や屋上から太陽からの自然光を取り込み、内部を高反射率の鏡面としたダクト(光ダクト)を通じて室内に導きます。この方式を利用することで、窓から離れた位置や無窓室などでも自然光を効果的に輸送でき、電力消費を削減できます 。
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